玄洋社(4)-4 古新聞・切り抜き帳

 長い間に集めて、手元に眠ったままになっている新聞記事を、この機会に紹介することにした。タイトル以外にも同一紙面の他の記事(ちょっと気になる記事も)を合わせて収録する。

【福陵新報】1890年/明治23年6月5日

○洪鐘宇氏 朝鮮人同氏は昨日の第二電信丸にて小倉より来博し古賀文に投宿したるが氏が小倉逗留中は揮毫の依頼者続々あり且つ陸軍将校其他の官吏有志者の間に訪問者頻なりしかば頗る多忙を極めたるよしにて去月三十一日ハ地方医師郡役所員警察署員等の発起に係る旭町呑海楼の懇親会へ招待され席上演説をも試みたる由元来同氏ハ修学の為め□国を□て我神戸へ着し所々を見物中盗難に罹り財を失ひ夫れより内地の遊歴に志したるなりとの事にて当地にても氏の来遊を幸ひ懇親会を催し席上揮毫を依托せんと周旋する有志者ありと云ふ
 *洪鐘宇は後に上海で金玉均を暗殺する人物。

* 文字がつぶれているものが多く、□は難読を示す。前後関係から読み取った場合もあり、中には読み間違いがあるかもしれないことはお断りする。濁点がない場合は補った。



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